昨年に引き続き、今年は隣の市の小学校から依頼があって、動物の命についてお話をさせていただきました。
1)授業のねらい
生きているものすべてに尊い命があることを知り、それを大切にする心情を育てる。
2)キャリア教育の視点からのねらい
【自他の理解能力】
犬にも心があり、かけがえのない命を持っていることを理解する。
【選択能力】
人間の都合で捨てられる動物たちがいる現実を知り、自分は動物を飼う時にどのような態度でいればよいのか考える。
がテーマでした。
今回もえっちゃんに活躍してもらうことにしました。たくさんの子供たちに触れてもらうには、やっぱりえっちゃんが適任です。
小学校の玄関を入ると、早速数人の子供たちがえっちゃんを撫でてくれました。
今年もJUNの本
の写真をプロジェクターに映して、仔犬から老犬になって息を引き取る瞬間までの話をさせていただきました。
隣の市は人口が多いので生徒数も多く、しかも今回は父兄参観でもあったので、たくさんの親御さんも来ておられ受講者は100人以上になりましたが、街中の小学校であることから犬を飼っている家庭が少なく、犬を怖がる子供も前回に比べて多いようでした。
JUNやメイ
(猫のチニタを育てた3本足のMIX犬)が異種の小さな動物たちに優しかったことなども話してから、人間の都合で放棄され死んでいく犬たちの話をしました。
そしてえっちゃんがそんなところから保護された犬であり、そんな目にあっても人間を信じていてくれること等を話して、最後に見知らぬ犬に出会った時の対応の仕方も説明しました。
犬を撫でたかったら、飼い主さんに触っていいですか?と尋ねる。
そして握りこぶしを作って、犬に匂いを嗅がせる。
犬が安心しているようだったらそっと手の平で撫でる。
前回もこの説明をしたのですが、では触れて下さいと言ったら大勢の子供たちが、わっと集まってしまいました。
もちろんえっちゃんはそんなことは平気なのですが、今回はそうならないように先生が列ごとに並んで順番に一人ずつ教えられたとおりにするように指導されました。
70人以上の児童が一人ずつこれをやります。
時間がかかってえっちゃんは途中で寝転んでしまいそうになりましたが、最後までよく頑張ってくれました。
帰る時も子供たちが見送ってくれました。
お疲れさんえっちゃん、ありがとう。
いただく講演料の全額を、今回は
長崎Life of Animalさんに寄付させて頂きます。
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