ずっと以前から大型犬の多頭飼いには、ルノーカングーは小型ながらユーティリティーが広くて、収納もしやすくていいなぁ~と思っていました。
スタイルも可愛いカングーが、2009年にモデルチェンジされて大きくなってしまいました。新カングーをデカングー、旧カングーをコカングーとよばれているようです。
ルノーに乗るのはこれで3度目で、私の子供の頃には4CVを日野がライセンス生産していてタクシーに使われていました。確か初乗りが70円だったと記憶しています。未だ乗用車を作る技術が遅れていた日本は、英国のヒルマンをいすゞが、オースティンを日産が作っていました。
10代で免許を取得したばかりのころ、このルノー4CVに乗って東京の軌道敷(都電がくまなく走っていました)を走っていて、須田町の交叉点付近でマフラーを落として都電を止めてしまったことが忘れられません。都電の運転手さんが笑いながら、それを眺めていてくれたのは大らかな時代だったからでしょう。
こんな車です。
2度目は代車で借りていたルノーエクスプレス。これがカングーの前身で商用車でした。
この時も犬との暮らしには便利だし、フランス車独特なソフトな乗り心地がいいなぁ~と思っていました。
前置きが長くなってしまいました。本題のカングーですが、風子や元太まで家族になって、近所を走るのでももはや軽自動車では狭すぎるので、以前から欲しいと思っていたカングーを手に入れることに決めました。
新カングーではなくて、どうしてもコンパクトだった旧カングーが好きなので、今となっては中古車を探すしかありません。探す中古車の条件は、最終型であること。走行距離が少ないこと。禁煙車であること。車庫保管だったこと。修復歴がないこと。メインテナンスがきちっとされている記録簿付であること。もちろん好調なこと。
人気の旧カングーですので、なかなかそんな贅沢を言っても条件に合った車は見つからなかったのですが、探すこと1か月でラッキーにも全くこの条件に合致する車を発見しました!
そして交渉の末昨日納車されました。色は本当は濃いブルー(注文色)が好きだったのですが、新車ではあるまいしそこまでは選べません。
まあこのスリーズレッドも悪くないか・・・
観音開きのダブルバックドアーは、前身のエクスプレス譲りです。
いつも車に乗る時は、お尻持ち上げてぇ~の五郎もこれなら自力で乗れるし、高齢になった時のことを考えると乗せやすいと思います。
元々商用車のカングーは、内装がシート以外はほとんどプラスティックと鉄なので、毛が散ったり濡れても後始末が楽です。
床にフックがあって車いすも乗せられます。いつか自分が必要になったら・・・って誰が運転するんじゃ。
そんなカングーで今日は五郎たちを連れて、いつもの
『クリニックいのうえ』さんの人間ドックに行って来ました。
車内での待ち時間もこれなら余裕です。
帰る時には、先生や看護師さんに可愛がって貰えてごきげんの五郎たちでした。
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