9日からネットと遠ざかっておりましたが、今日取りあえず退院してまいりました。
入院中もたくさんのお見舞いやらお励ましを下さって、本当にありがとうございました。
実は7日の夜からまた胸が痛み出し、翌日の日曜日も痛みは続いていました。何とか耐えられたのは痛み止めの薬のせいでしょう。その夜、歯磨き後うがいをしたら、血痰というより、もっと多い鮮血を吐いてしまいました。
肺から?これはやばいかも・・・
日曜日の夜だったので、友人でかかりつけの医師でもあるI先生に電話すると、「それは危険なことになった。多分肺の中に炎症があってそこから出血しているのだと思う。万一大量に喀血するようなことになったら、窒息死するから明朝直ぐに、入院の準備をして診察を受けた病院で再診して貰うか、呼吸器内科の専門病院を紹介して貰うように」
とのこと。
困ったことになった。まだ死ぬ準備をしていない。五郎たちを看取るまでは死ねない。
でももし死んでしまったら後はどうなるだろう?
いろいろのことが頭に浮かんで眠れない夜を過ごしました。
翌朝、痛む胸をかばいながら病院へ急行。
前回同様、緊急な様子に直ぐに対応して下さり外来処置室に直行。前回と違って平日は常勤医師のI先生。
I先生は本来循環器が専門だそうですが30年あまり呼吸器も診てこられたそうです。
7日に撮った胸の写真を見て、明らかに急性肺炎を起こしているとのことで、直ぐにCT検査。
右肺の3分の1が機能していない状態でした。呼吸も苦しく大きく息を吸えなかった原因もこれではっきりしました。即刻止血剤と抗生剤のW点滴。
前回診察したO医師がこれを胸膜炎と診断し、しかも自宅療養ですむと判断したことに甚だ疑問を感じると仰っていました。もちろん即刻入院です。点滴をしたままストレッチャーで運ばれ病室へ。
絶対安静で毎日3本の点滴と投薬を繰り返すこと9日間。肺からの出血も止まり徐々に快方に向かいました。
「肺炎で出血するのは、血液をサラサラにする薬を飲んでいる場合にはあるけれど、今回の出血の原因はよく分からない。でも癌は全く心配ないし、結核でもないし、出血が止まれば、これで死ぬようなことはないからあまり心配しないように。白血球数も正常値になったし、インフルエンザが蔓延している病院にいるより、自宅療養の方が良いでしょう。同じ薬を続けて一週間後にもう一度検査しましょう。それで完治していれば元通りです」。
そんな訳で、ひたすら治療に専念するしかない9日間でした。
大変ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
五郎たちと9日間も離れていたのは初めて。
帰って来て家に入るや否や大騒ぎの五郎たち。
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