耐熱塗料のブラックが余ったので、2つあるセンターマフラーの後部のジョイント部分までブラックで塗装することにして、ジョイント金具とボルトは錆び取り剤を使うことにした。
スプレーしてワイヤーブラシでこする。
マフラー(タイコ)だけがステンレスでパイプは鉄だと思っていたら、パイプも全てステンレスなのだそうで、リアエンドマフラーは艶消しのブラック塗装だった。
ひと口にステンレスと言っても、マルテンサイト系、フェライト系、オーステナイト系 等いろいろあって、錆びに強いのはオーステナイト系らしいが、S124(セダンはW124)の純正はどれを使っているかは定かではない。W124までのメルセデスはコストよりもThe best or nothingという思想の元で作られていたから、その当時考えられる最善を尽くしているはず。W124の時代は、肉厚のステンレスのパイプを使っていて、これだけでもかなりの重量。オーバークオリティーだと言われていた所以のひとつでもあるのだろう。マフラーは消耗品なので、錆びて穴が開いたら交換するというのが日本車の考え方。その方が軽量だし合理的なのかもしれないが・・・
ブラック塗装の部分はこれで終了。
パーフェクト。
と思ってエンジンをかけてみると、排気がかすかに漏れる音がする。後輪の後ろに近いパイプがカーブした部分に小さな穴が!
他の部分の錆は大したことはなかったけど、後輪の後ろのこの部分は最も錆びやすいところ。
サンダーで錆落しをした時に、錆のカサブタを剥がしたのだろう。塗装しているときには気が付かなかった。(シルバーで塗装していたら目立って直ぐに見つけられたはず)いつもお世話になっている自動車修理工場に聞くと、穴は直径1センチ未満で小さくて、その周囲まではまだ錆が広がっていないようだ。ステンレスのマフラー用の端材があるので、パッチワークのように溶接で塞ぐことが出来る。とのことだ。つまり溶接出来るほど穴の周囲に錆が広がっていなくて、未だ厚みがあるということ。
リア・エンドマフラーが大きくてあまり好きではないので、1年ほどしか使わなかったセブリングのマフラー&パイプがあるけど、溶接をお願いすることにした。
エキゾーストの塗装を思いつかなかったら、錆がさらに進んで突然大きな穴が開くまで気がつかなかったかもしれなかったからやって良かった。
取りあえずこれで安心。明日この部分の塗装を。
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