これまで応援して下さった方々、お見舞いして下さった方々、可愛がって下さった方々、そして昨日の記事にはたくさんの風子へのメッセージをありがとうございました。風子は幸せ者です。
旅立ちの日のことです。
朝一番のトイレのために何とか立ち上がった風子でしたが、直ぐにへたり込んでしまったので、雨の中レインウエア―を着せて抱いて外に出て、おろしてやると、支えてやらなくても用をたすことが出来ました。その後自力で歩いてなんとか入口まで。
家に入ってから、パンツを履く時もいつものように片足ずつ上げて履かせてもらっていました。
朝食は全く食べようとせず水だけがぶ飲み。その後やっとマグロの刺身一切れとビーフを一口、それとヨーグルトを食べてくれました。
ちょっと弱って来たなぁ~と思いながら、風子の顔を撫でていたら首の所に新たな腫瘤を発見。またまた転移のようです。
たぶん体内は相当酷い状態になっているはずなのに、苦しそうな表情は見せません。大好きだったどろどろフレンチトーストも、もう受け付けてくれませんでした。
最期に食べたのは、大好きだった福豆3粒。
午後、しばらくドッグケアマットの上で横になっていましたが、不意に立ち上がってビーズクッションに移動して寝ました。動こうとせずに静かに寝ていたので安心して傍にいたのですが、しばらくして覗いて見ると、もう呼吸が止まっていました。
これが旅立つ1時間ほど前の生きている風子の最期の写真。
さぞ苦しかっただろうに、痛かっただろうに、そんな様子を見せることなく、私たちに心の準備をする時間を与えてくれて、辛い決断もさせることなく旅立った風子のことを思うと涙が止まりません。これまでの経験から、看取った後でなんらか後悔があるものですが、覚悟を決めてからのこの介護だったので、風子が欲しがるものなら何でも食べさせてやれたことが救いです。立派な最期だったと褒めてやりたいと思います。
たくさんの想い出を残してくれてありがとう風子。またな。
風子の旅立ちを知って、リゾートハウス・ランボォさんのアヤちゃんがオルト君と駆けつけて会いに来てくれました。
偶然にも
昨年のこの日、3月9日にオルト君が来て風子とボール遊びをしていました。
えっちゃんはこの事態を理解していないようで、昨夜も風子の隣で眠りました。えっちゃんでなくても、風子はまるでいつものようにすやすやと眠っているように見えます。
この日の備忘録として書きました。
長々と最後までお読み下さってありがとうございました。
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