捕獲ケージで翌日までそのままは、あまりに窮屈で可哀そうだと思って、クレートに移すことにしました。捕獲ケージとバリケンの両方のドアーを開けて、くっつけて移動させようとしたのですが失敗。
恥ずかしながら負傷してしまいました。パニック状態の猫は脱走しようと部屋の中で大暴れ。何とか確保してバリケンに入れました。獣医さんにとっては、捕獲ケージのままの方が麻酔の注射がしやすかったのだそうです。余計なことをしました。
昨夕、無事手術が終わって引取りました。市役所に聞くと地域猫という制度はここにはないそうですが、避妊に5000円、去勢に4000円の補助金制度があるそうです。
八ヶ岳動物病院では、以前にも野良猫の避妊手術をしてリリースした方が、避妊手術済みの証で耳の先端のカットを依頼されたようなので、万一どこかでまた捕獲されて、再度手術を受けないように、やはり私もお願いしました。昨年の10月以来姿を見せなかったのですが、痩せていないのでどこかで暮らしていたのでしょう。まさか飼い猫?
術後は静かだったのですが、夜中にバリケンの中で大暴れで体当たりしていたようで、朝にはバリケンが移動しているし、外側に被せてあったフリースを隙間から中に引き寄せ咬み切っていました。猫の避妊手術は抜糸の必要がなく、術後直ぐにリリースしても大丈夫なのだそうです。幸い今日からしばらく暖かい日が続くようなので、リリースしようとバリケンの上半分を外してドアーを開けると、ベランダの柵を飛越して逃げて行きました。もうこれで仔猫を出産する心配もありません。
これに懲りてもう来なくなっちゃうかと思っていたら、先程、牡猫らしき猫と連れだって庭にいました。避妊手術間に合って良かった。
この牡猫は、さらに警戒心が強く遠くからでも人間の姿を見つけると逃げてしまいます。食べ物にも全く興味を示さないし太っているので、もしかすると飼い猫か、どこかで食べ物を貰っているのかもしれません。山間部故、野良猫がいても咎めるようなことはない地域ですが、避妊去勢しないままの放し飼いや、可愛がっているつもりか、徘徊している猫への餌やりだけをする人も困ったものです。
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