長年お馴染みのゲストで、元毎日新聞編集委員で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞され、毎日新聞退職後は東洋英和女学院大学の名誉教授になられた早瀬圭一さんから、ご著書が届きました。ご高齢なられてからは、しばらくお目にかかっていませんが、年に何度もおいでいただいていたころは、多くの著名なマスコミ関係者や、作家、出版社の編集者の方々をご紹介下さっていました。この本の解説をされている元NHK初の女性アナウンス室長の山根基世さんもそのおひとりです。この本は6年前に出版された『聖路加病院で働くということ』に書き下ろしの第5章と、「岩波現代文庫版あとがき」と山根さんの「解説」を増補し、文庫本として出版されたものです。
5年前に手術入院したので改めて拝読させていただき、あの苦しかった日々の病院の対応の違いが思い出されました。某医療センターで精密検査後の医師の上から目線の診察。データーだけを見ながらの冷たい事務的な治療方法の説明と余命宣告に比べて、国立がん研究センター中央病院の当時の食道外科長や、放射線科長の分かりやすく丁寧な手術の説明と励ましに生きる勇気を貰えたこと、そして術後のICUで、激務の中、患者に寄り添う看護師さんたちの姿勢と優しさに感動しました。この病院の医療従事者の方々には感謝してもしきれません。本当に病院は医療設備や技術も重要ですが、最も大切なのは患者に寄り添う心だと思います。
そして今、コロナ禍で医療がひっ迫している中、懸命に働いておられる医療従事者のみなさんに、心から感謝とエールを送りたいと思います。ありがとうございます。
今私たちに出来る応援は感染しないこと!
今日も快晴。少し冠雪した八ヶ岳が綺麗に見えています。
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