久しぶりにステンドグラス作家の八田さんの工房を訪ね、八田さんの息子の大輔君の作品を見せて貰いました。大輔君は東京芸大で日本画を学び、その後フランスのステンドグラス工房で勉強をして、現在は両親とともに清里でステンドグラスの製作に打ち込んでいます。
ちょうど絵の焼付けが終わって、窯からガラスを取り出しているところでした。
出来上がったガラスを広げて見せて貰いました。
これは大きなステンドグラスなので別の部分下絵です。
白いハトですが、そっと抱き上げてしまいたくなるほど生命感溢れるステンドグラスに仕上がっていました。
大輔君は犬猫を始め動物が大好きなので、動物への愛情が作品に表れるのだと思います。他にも猫なども見せて貰いましたが、素晴らしい出来栄えでした。
これは彼のオリジナルの絵ではなく、エイリアンの原画で有名なHans Rudi Giger氏の絵を元にステンドグラスにしたものですが、こういう絵を元にステンドグラスにすることで、様々な技法にチャレンジしているのだと思います。大輔君が幼い時から知っているので、既にこんな素晴らしい作品ができる作家に成長していて驚かされました。将来が楽しみです。
帰ろうとすると、お茶に招かれて楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
八田さんは九州出身で、たまたまご両親が避暑で滞在されていて、お母様が『いきなり饅頭』を作って下さいました。サツマイモを小麦粉と片栗粉の皮で包んで蒸したもので、サツマイモを潰さないで皮で包むので、いきなり饅頭と言うのだそうです。ホクホクのサツマイモが美味しかったです。妻は熊本出身ですのでよく知っていて懐かしがっていました。
家に帰ると
スケジュールにうるさいワンズトリオです。