午後2時頃に動物病院から電話が入りました。
予定を早めて1時頃に手術をすると伺っていたので、
「無事終わりました。綺麗に取れましたよ」
と言う言葉を期待して電話を取ったのですが、結果は愕然とする内容でした。
5~6cm大の癌は取り除けるかもしれないという期待の元に開腹したのですが、その5~6cmの癌とは別に、肝臓は全て癌と言う状況で、更にそれがまるで大きな葡萄の房のように癌が肝臓から噴出して内臓に広がっていて腎臓にも転移。これほど酷い癌は長い獣医師の経験でも初めてだったそうです。
溜まっていた腹水を取り除き閉じました。余命1ヶ月とのことです。
どうして!?
ついこの間尾白川の激流で泳いだのに・・・
五郎とのレスリングだって毎日だったのに・・・
食欲だって昨日まで全て平らげ、早食いでは五郎に負けていなかったのに・・・
快食、快便、快眠、適度の運動も毎日して、ずっと健康だとばかり思っていたのに・・・
電話で報告を受けながら、奈々が家族になった時のこと、JUNにじゃれ付いて遊んだ頃のこと、
奇跡の再会で
姉妹のハンナちゃんに会えた日のこと、五郎のお母さん役を引き受けて五郎を抱いて寝ていた姿などが走馬灯のように頭を駆け巡っていました。
1~2日で退院して来ます。日を追うごとに悪化し黄疸が酷くなり、衰弱していくことになるそうです。残された命がある間、奈々との生活を大事に、できるだけ好きなようにさせてやりたいと思います。
たくさんの励ましのお言葉やパワーをありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。皆様のパワーを頂いて、きっときっと元気になってくれるものと信じていたのですが残念です。
本当にありがとうございました。
10月4日撮影